鉄バカ日誌>NAVIEW Sound>JR103系>さようなら 東海道本線・福知山線(宮原運転車両所)
![]() 数少なく存在した高運転台車。 (京都線:京都にて) <写真は、岩崎さんが提供して下さいました。> ![]() 2005年8月に復活したばかりの様子。 当初は大阪環状線からの借入編成で運転された。 (福知山線:宝塚にて) |
走行区間:京都〜(尼崎)〜新三田 在籍した種類:0番台・2000番台(M') 宮原総合車両所の103系は、1981年4月に配属され、福知山線(通称:宝塚線)のみで運転されていた。当時の塗色は黄色で、関西では唯一の黄色の103系であった。 当初は6両編成であったが、後に4両編成に組み替えられ、再度6両編成に組み替えられた。 1997年3月より、京都・神戸線にも直通するようになり、同時に、6両編成から7両編成に組み替えられ、車体の塗色も、全車両が順次青に塗り替えられ、関西地区で黄色の103系は見られなくなった。 1997年9月以降は、103系はラッシュ時のみの運行とされた。 大半が0番台であったが、クハ103の500番台、モハ102の最終グループである2000番台も在籍していた。低運転台、高運転台、リニューアル車が混在し、最後まで「サハ103−1」が在籍していた路線としても注目されていた。 しかし、やがて新型車両207系2000番台が多数投入され、2003年8月15日をもって、宮原運転所の103系は現役引退となった。なお、京都線・神戸線・福知山線の運用から退いた103系の大半は、阪和線の日根野電車区や、桜島線の森ノ宮電車区など、他線に転属した上で、今なお活躍を続けている。 2003年8月15日をもって、京都線・神戸線・福知山線からは姿を消した103系だが、2005年8月上旬頃から、森ノ宮電車区の車両を使用した、103系の定期運行が復活し、京都〜新三田間はもちろんのこと、10年前に103系が姿を消した、神戸線の尼崎以西にも、甲子園口まで運行されるようになった。ちなみに、復活したばかりの時は、大阪環状線から転属したオレンジ色の103系が走っていたが、同年9月上旬頃にJR東日本から転属してきた編成を交えたブルーの編成が新たに組まれ、現在はその編成が走っている。そのため、同線を走るオレンジ色の103系は見納めとなった。 奇跡の復活を遂げた103系であったが、2005年12月1日に、新型車両321系が営業運転を開始、これに伴い、一部の201系と共に、103系も運用を失ってしまった。東海道本線を疾走する103系は、とうとう本当に消滅してしまった。 |
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東海道本線 高音車 収録日:2005年8月9日 収録車両:モハ103−286 収録区間:摂津富田〜茨木 備考:冷房作動。 ダウンロード再生(475KB) ストリーム再生 |
2005年8月に見事復活を果たしたものの、同年11月30日をもってついに消滅してしまった、東海道本線(京都線)を走る103系の録音です。本当は朝早起きして、早朝の甲子園口行きや、甲子園口発の京都行きも収録するはずだったのですが、寝坊をしてしまい、新三田行きに高槻から乗るという有様…。我ながらがっくりです。 音に関してですが、さすが「本線」を走る103系、よく唸ってます。しかし、通勤ラッシュ時間帯であることも重なり、103系の加速の鈍さがよくわかります。(この区間ではありませんが、加速をやめた瞬間に最大ブレーキという区間もありました。それだけ急がないとダイヤに乗り遅れてしまうんですね。) ちなみにこの録音は、2005年8月上旬の復活から間もない頃に収録したため、オレンジ色の103系での録音です。冷房が作動してしまっていますが、その点はご容赦下さい…。 |
福知山線 高音車 収録日:2005年8月9日 収録車両:モハ103−286 収録区間:伊丹〜北伊丹 備考:冷房作動。 ダウンロード再生(348KB) ストリーム再生 |
こちらは、上の録音の続きで、福知山線内の区間を掲載したものです。同じ車両なのに、やけにモーター音が鮮明に聞こえるようになったという印象を受けるかもしれませんが、これはマイクの設置場所を変えたためです。ちょっと位置を変えただけで、こんなにも音に違いが出るものなんですね。 それにしても、なんかキーキーうるさいです…。 |