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関西本線・奈良線・大阪環状線(奈良電車区)



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分散型冷房装置(WAU102型)を搭載した低運転台車。
(関西本線:天王寺にて)

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高運転台のN30延命工事を施工した車両。
(関西本線:JR難波にて)

走行区間:JR難波〜加茂・京都〜奈良
在籍している種類:0番台/2000番台(M')
          :2500番台(Mc)
           :2550番台(Tc)

 昭和59年10月の奈良線電化に伴い、新たに奈良電車区が新設されることになった。そして、この奈良電車区に転入してきたのが、現在も活躍を続ける、奈良電車区の103系である。塗色は黄緑だが、周りの自然の色に溶け込みやすく、踏切事故等の原因になることから、前面に白い帯を巻くようになった。

 現在は4両編成と6両編成が存在し、低運転台車、高運転台車共に健在である。

 JR西日本にしか存在しない、分散型冷房装置(WAU102型)を搭載した車両も存在するほか、体質改善工事を施工した車両も存在する。奈良電車区の103系は、全ての車両の戸袋窓が封鎖されている。

 また、元々片町線で走行していた自動連結器を装備した、クモハ103−2500番台(旧クモハ103−5000番台)も健在。モハ103を電装解除し、運転台を取り付けてクハ103とした、クハ103−2550番台も存在する。この他、モハ102の最終グループである、モハ102−2000番台も存在する。

 奈良電車区の103系は、関西本線(通称:大和路線)・奈良線の普通列車を中心に担当するが、区間快速として運転することもあり、その場合は大阪環状線にも入線する。

 かつては、方向幕が白地に黒文字だったが、JR西日本の各線と同様、現在は黒字に白文字のものに交換されている。

 2005年6月26日現在、編成中全ての車両が分散型冷房装置を積んでいた編成が廃車になったものの、それ以外は特に廃車等の動きはなく、今後もしばらくは安泰と思われる。



関西本線 低音車

収録日:2004年5月3日
収録車両:モハ103−457
収録区間:八尾〜志紀
ファイルの種類:MP3

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※岩崎さん提供


関西本線 高音車

収録日:2004年8月10日
収録車両:モハ103−774
収録区間:郡山〜大和小泉
ファイルの種類:MP3

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※岩崎さん提供



奈良線 低音車

収録日:2005年8月6日
収録車両:クモハ103−82
収録区間:黄檗〜木幡
備考:冷房作動。やや空転あり。

ファイルの種類:Real Audio

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奈良線 高音車


未収録

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奈良線の103系、普通電車城陽行き。
(奈良線:京都にて)

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大阪環状線に乗り入れてきた奈良区の103系。
(大阪環状線:大阪にて)




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