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さようなら 南武線(中原電車区)



写真
南武線の103系の引退に伴い、
黄色の高運転台先頭車が完全に消滅した。
(久地〜宿河原間にて)


写真
左から209系、103系、205系の3車種が並ぶ。
(武蔵中原にて)

走行区間:川崎〜稲城長沼・立川
在籍した種類:0番台/2000番台(M')

 立川〜川崎間を結んでいる南武線の103系は、全車両中原電車区に所属する。投入されたのは1982年(昭和57年)のこと。各地からの転入車で編成が組まれ、当時は車両の検査時期が来るまでは塗装の変更を行わなかったため、いろいろな色が混じった混色編成が数多く見られた。当初は低運転台が主流だったが、最終的には、先頭は全て高運転台車となった。後に、中間車の連結面の窓(妻窓という)が、全て埋められるようになった。6両編成で、塗色は最終的には黄色で統一された。

 かつては0番台のみが所属していたが、元中央・総武緩行線の103系(中間電動車)が転属してきた関係で、2000番台(0番台と同じものだが、番号の関係上2000番台になった)も所属するようになった。

 一時期は、ホリデー快速として、青梅線の奥多摩まで乗り入れることもあった。

 22年間、南武線の主力車両として活躍してきたが、その後は山手線から転属してきた205系に押され、2004年(平成16年)12月16日をもって、南武線の103系は引退となった。これにより、黄色の高運転台先頭車は、完全に姿を消してしまった。


 南武線 低音車
 収録日:2003年2月8日
 収録車両:モハ103−755(2号車)
 収録区間:南多摩〜稲城長沼
 備考:特になし。

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 とうとう引退してしまった、南武線を走る103系の録音です。こちらは低音の車両で、収録車両である「モハ103−755」は、南武線最後の103系ナハ22編成に組み込まれ、活躍をしていました。

 ちなみに、走り出す時に警笛の音が聞こえます。


 南武線 高音車
 収録日:1999年1月31日
 収録車両:モハ103−723
 収録区間:南多摩〜府中本町
 備考:発車ベルが古い。

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 こちらは、高音の車両です。カセットでの録音なので、音質がイマイチよろしくありません。

 ちなみに、上の録音と同じく、南多摩発車なのですが、収録したのがかなり前なので、発車ベルがメロディーではなく、普通の発車ベルになっています。幼い頃は、これが標準だったのに…時が経つってこわいですね。

 NEW!!
 南武線 車内スピーカー変更車
 収録日:2003年11月6日
 収録車両:モハ103−747
 収録区間:谷保〜矢川
 備考:車内放送の聞こえ方が鮮明。

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 かつて中央・総武緩行線の習志野電車区に在籍し、南武線に流れてきた車両の中には、車内スピーカーが新しくなっている車両が存在していました。旧スピーカーの車両と比べて、車内放送が鮮明に聞こえるようになっています。

 音は高音です。


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