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1000形列

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江ノ電の主力車両、1000形列。
20形と同様の塗色になった1000形。
(鎌倉にて)

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今も原色編成が残る。写真は1200形。
(鎌倉にて)
 1979年(昭和54年)から営業運転を開始した車両で、現在の江ノ電においては最も在籍数が多い。登場翌年の1980年(昭和55年)には、鉄道友の会より「ブルーリボン賞(※)」を受賞した。

 1000形は1987年(昭和62年)まで増備が続いたが、その間微妙にマイナーチェンジを繰り返している。一般的には全て「1000形」と呼ばれているが、厳密に言えば、最初に登場した非冷房・丸目ライトの1000形、1981年(昭和56年)に登場、予め冷房準備工事がなされて、後に江ノ電初の冷房車となる1100形、1983年(昭和58年)に登場し、角形ライト・当初から冷房が積まれていた1200形、1986年(昭和61年)に登場、江ノ電初のカルダン駆動車となった1500形の、合計4種類に分類される。

 現在の所、1両の廃車も出ておらず、一部の車両は20形と同様の新塗装になっているほか、「義経電車」や明治製菓などのラッピング編成も存在し、バラエティーにも富んでいる。まだ当分の間は、江ノ電の主力車両として活躍していくことだろう。


※【ブルーリボン賞】
 ブルーリボン賞とは、鉄道友の会の会員の投票により決まる賞で、1年に1形式が受賞する。



 江ノ島電鉄線(1251)
 収録日:2005年5月30日
 収録区間:鎌倉高校前〜七里ヶ浜
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:吊り掛け駆動。
    :1200形。
    :峰ヶ原信号所で行き違い。

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 江ノ電の主力とも言える1000形列のうち、吊り掛け駆動の1200形の録音です。

 音に関してですが、吊り掛け駆動ではありますが、東武5070系等のような爆音は発しません。至って静かです。

 300形が全てカルダン駆動に変更されてしまった影響で、現在江ノ電に残る吊り掛け駆動の電車は、1000形・1100形・1200形のみとなりました。



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