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785系

785系特急スーパーホワイトアロー
(函館本線:滝川にて)
o-tkさん撮影

 1990年に登場した交流特急型車両。当時札幌〜旭川間で高速道路の整備が進んでいたため、これに対抗するために導入されたもので、最高速度は130km/hを誇る。

 基本的に特急「スーパーホワイトアロー」を担当しており、2002年からは、従来の781系に代わって、新千歳空港まで乗り入れる運用もある。

 制御装置は、国鉄民営化後初のVVVFインバータ制御を採用している。

 2002年には、座席指定車両「uシート車」が登場し、久しぶりの785系新造車両となり、既存の編成に組み込まれた。また、2005年4月からは車両のリニューアル工事が始まり、前面の愛称表示板のフルカラー化や、ドア・制御装置の交換などがなされており、リニューアル編成が増えている。

 785系は、現在も特急「スーパーホワイトアロー」及び快速「エアポート」を中心に、JR北海道の主役的存在である。



 特急スーパーホワイトアロー8号
 (クモハ785−102)
 収録日:2000年8月25日
 収録機材:SONY MDレコーダ
 備考:GTOインバータ。

 加速音(美唄発車時)
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 減速音(岩見沢到着時)
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 特急「スーパーホワイトアロー」を中心に活躍している785系の録音です。

 音に関してですが、1990年に登場したVVVFインバータ制御ということで、段階的に音が上がっていく、いわゆる初期のVVVFインバータ制御といった感じです。ある程度スピードが乗ってきたあたりから、交流区間の特徴である、「ブ〜ン…」というコンバーターの音が目立ってきます。ちなみに、この録音は座席に座って録音していますので、デッキでは収録していません。(基本的にデッキで収録したくありません。連結部の音がうるさいし、座席の方が特急車両の高級感が伝わる気がするので。)

 ちなみにこの785系ですが、速いし、確かに快適なのですが、上に吊してある照明が上下に揺れるので、落ちてこないか心配になります…。

 またここでは、岩見沢到着時の減速音も載せていますが、この収録から4ヶ月後に、岩見沢の駅舎が全焼したとのニュースを聞きました。ただ通過しただけではありますが、なんか複雑な気分になります。


 千歳線 快速エアポート203号
 (モハ784−501)
 収録日:2006年6月27日
 収録区間:新千歳空港〜南千歳
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:uシート車。
    :IGBTインバータ。

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 2002年に登場した座席指定車両「uシート車」での収録です。785系が登場してから10年以上経過しての新造だったので、随所に改良点が見られ、制御装置も731系に準じたものになっているようです。

 音に関してですが、地下区間なので高速域の音が少々聞こえにくいかも知れませんがご容赦下さい。IGBTインバータなので、上の録音のようなVVVFインバータ制御(GTO)特有の変調音は聞こえません。

 ちなみに、2005年4月以降行われているリニューアル工事により、uシート車以外の車両の制御装置も新しくなっています。そちらは789系に準じたものだそうですが、どうもuシート車と同じような気が…。uシート車も制御装置を変えたのか?とも思いましたが、登場から3年で制御装置を変えるとは思えず…。よくわかりません。



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