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キハ261系

キハ261系特急スーパー宗谷
o-tkさん撮影

 2000年3月22日より運転を開始した、特急型気動車。札幌と稚内を結ぶ特急「スーパー宗谷」に使用されている車両。車両の所有は「北海道高速鉄道開発」であるが、それをJR北海道が借用するという形をとっている(但し、後に増備された2両を除く)。

 外見は、同社の振子車両キハ281系やキハ283系と同様に見えるが、コスト削減のために、車体傾斜制御装置(いわゆる、振子もどき)を装備しており、「振子車両」には分類されない。しかし、本格的な振子車両ではないにしろ、札幌〜稚内間の所要時間を40分短縮することに成功した。

 デザインは、デンマーク国鉄と共同で考案された。

 外見はキハ281系やキハ283系と同様で、床下機器に関しては、同社の一般型気動車キハ201系をベースとし、高い性能を誇っている。

 キハ261系は、基本的には2両ずつのユニットを2組組み合わせた4両で運行され、札幌寄りのユニットは100番台、稚内寄りに連結されるユニットは200番台と呼ばれている。

 登場当初は、4両基本編成が3編成が存在していた。しかし、多客時、1編成をバラした上で残りの編成に組み入れた6両2編成の態勢で運行した時に、予備車がなくなってしまうため、JR北海道が札幌寄りの100番台を2両を増備して、現在に至っている。

 現在も、特急スーパー宗谷として活躍中。また今後、「とかち」の置き換え用として増備されるという話もある。



 スーパー宗谷2号(キハ261−102)
 収録日:2005年2月12日
 収録機材:SONY MDレコーダ
 備考:o-tkさん収録


 加速音(美深発車時)
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 減速音(名寄到着時)
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 特急スーパー宗谷号に使用されているキハ261系の録音です。

 音に関してですが、JR北海道の特急型気動車の特徴とも言える(かもしれない)力強いエンジン音が聞こえます。また、キハ283系と同様「ヒュ〜ン」という、VVVFインバータ制御車を思わせるようなブレーキ解除音も特徴的です。他にも、キハ283系では聞けないドアチャイムが微妙に聞こえてきます。ドアチャイムと言っても、ものすんごく一般的なやつですが…。

 ちなみにこの録音は、またもや私の先輩o-tkさんに収録していただいてしまいました。いつもいつもありがとうございます…。ちなみに私も過去、稚内には行ったことがあるのですが、その時乗ったのがキハ183系「サロベツ」だったので、スーパー宗谷には未だに乗っていません。



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