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キハ75系

写真
200・300番台を使用した、急行「かすが」。
急行かすがは、2006年3月17日で廃止となった。
(関西本線:四日市にて)

 1993年に登場した近郊型気動車で、老朽化したキハ58系やキハ65系を置き換える目的で投入された。

 車体はステンレス製で、車内は311系に準じた転換クロスシートとなっており、電話や車いす対応のトイレ設備、電光掲示案内板が備えられている。また、片側3扉の構造にしたことで、通勤ラッシュでもスムーズな乗降ができるようになり、通勤・観光両用気動車と言えよう。

 キハ75系を細かく分類すると、1次車にあたる0番台・100番台、貫通扉の上にも前照灯がついた2次車の200・300番台、同じく2次車で武豊線ワンマン運転対応の400・500番台の3種類に分かれる。

 2006年(平成18年)3月17日の急行「かすが」廃止に伴い、現在は名古屋〜鳥羽間を走る快速「みえ」や、武豊線を中心に活躍しており、現在2両20編成が在籍している。JR東海の気動車の主力的存在である。



 急行かすが 加速音
 (キハ75−306)

 収録日:2005年8月6日
 収録区間:伊賀上野発車
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:冷房がかかっている。

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 2006年3月17日を以て引退となってしまった、急行かすが号の録音です。収録した時は、四日市〜奈良まで乗ったのですが、自由席の通路側席に座るハメになり、隣の人がいつ動くかわからなかったので、柘植までは収録を見送っていました。そして、その柘植を出てみると、さっきより全然スピードが遅かったので、一度は収録を諦めようと思いました。しかし、キハ75系にはまた乗れたとしても、急行かすがにまたいつ乗れるかわからないと思い、最後の伊賀上野〜奈良間だけ収録しました。結果、これが私にとって最初で最後の急行かすが収録になったわけです。あの時はまさか廃止になるなんて思っていなかったので、スピードが遅くてももっと長く収録すれば良かったと後悔しています。

 音に関してですが、収録列車が急行かすがであることは、車内放送でおわかりいただけると思います。キハ75系は加速性能が良いです。ここではあまりスピードを出していませんが、途中1分40秒の位置で、ギア(?)が変速段から直結段に切り替わります。ということは、まあそれなりのスピードは出ているということでしょうか??



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