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10000形Hi−SE 【20世紀末期のロマンスカーの象徴】
写真
Hi-SEは、「High-decker/High-grade/High-level
Super Express」の略。
(小田原線:鶴川〜玉川学園前間にて)
登場 昭和62年(1987年)
分類 12・16m級/直流/特急型電車
制御方式 抵抗制御
駆動方式 TDカルダン駆動
主電動機(出力) MB3262A型(140kW)
TDK8420A型(140kW)
歯数比 調査中
設計最高速度 調査中
特記事項 「ブルーリボン賞」受賞(1987年)
床が高いハイデッカー車両。
2編成が「長野電鉄」に譲渡。


 はこね20号(10011:1号車)
 収録日:2004年2月17日
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:加速音のみ。

 加速音(町田発車時)
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 ロマンスカーのイメージを定着させた、10000形の録音です。50000形VSE車が登場するまでは、この10000形がイメージリーダーのような役割を果たしており、広告などにも頻繁に掲載されていました。展望席があったことと、デザインが評価されたものと思われます。

 走行音に関してですが、聞いた感じは7000形LSE車と全く同じと言っていいです。ブレーキの解除音が微妙に違っていますが、それ以外は区別はつきません。制御方式は、抵抗制御(電動カム多段式)を採用しています。2月に収録したのですが、空調の音がやや目立ちます。たまたまだったのかな…?

 この車両は第1編成で、50000形増備に伴い、ハイデッカーであるが故にバリアフリーに対応できず、他の2編成と共に一時的に運用を外れましたが、現在は再び運用に復帰しています。


 “サポート 廃止記念”
 サポート6号(10061:11号車)
 収録日:2004年11月26日
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:加速音・減速音に分割。

 加速音(町田発車時)
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 減速音(向ヶ丘遊園到着時)
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 こちらは、2004年12月10日をもって消滅した、「サポート号」での録音です。この日は空調も入らず、音が鮮明に聞こえてきます。

 加速音はそこそこ良いのですが、減速音に関しては、先行列車に追いついてしまったためにノロノロ運転となってしまい、75km/hからの減速になってしまいました。本来なら、あの辺は思いっきりかっ飛ばせる区間なのですが…。

 10000形を2編成置き換える予定の新型車両「50000形」ロマンスカーが姿を見せたあとの録音なので、「サポート」と「10000形Hi-SE」、消えゆく同士の組み合わせに思えます。収録した車両は第4編成ですが、新型ロマンスカー50000形の登場に伴い、長野電鉄へ譲渡されました。



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