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さようなら 9000形 【初代・営団千代田線直通車】
写真
(小田原線:町田〜玉川学園前間にて)
登場 昭和47年(1972年)
分類 20m級/直流/通勤型電車
制御方式 界磁チョッパ制御
駆動方式 WNカルダン駆動
主電動機(出力) MB3182A型(110kW)
歯数比 調査中
設計最高速度 120km/h
全車運用離脱 平成18年(2006年)3月17日
さよなら運転 平成18年(2006年)5月13日
特記事項 『ローレル賞』受賞 (1973年)
現在9001号車のみ静態保存。


 小田原線(9302:1号車)
 収録日:2003年10月8日
 収録区間:相武台前〜小田急相模原
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:特になし。

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 9000形の音は、小田急の中でも特殊なものと言えると思います。特に高速域での音が特徴的で、個人的にはすごく爽快な感じがします。

 また、この録音では聞こえづらいのですが、奇数号車の電動車からは、主制御装置のあたりから、ガチャガチャという音が聞こえます。


 小田原線(9305:5号車)
 収録日:2004年12月10日
 収録区間:梅ヶ丘〜世田谷代田
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:特になし。

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 上に書いた「ガチャガチャ」という音は、主制御器付近にある「断流器」が発している音でした。この録音では、この断流器の音をメインに収録していますので、走行音は控えめになっています。

 この時は、ノッチオン(加速開始)とノッチオフ(加速やめ)が繰り返し行われていたので、断流器もガチャガチャ頻繁に動いている様子でした。

 この音は9000形でしか聞けない音で、この車両の大きな特徴でもあります。ちなみに私の知人の1人は、小さい頃この9000形を「マニュアル電車」と呼んでいたそうです。


写真
2000年に登場した8両固定編成。
電動連結器が撤去されている。
(小田原線:鶴川〜柿生間にて)

写真
8両固定化に伴い、ライトをくり抜かれた先頭車。
一部のマニアには「のっぺらぼう」と呼ばれていた。
(小田原線:鶴川駅にて)

写真
2006年5月13日に行われたさよなら運転。
登場時を彷彿させる、10両編成での運転となった。
(小田原線:町田付近にて)
写真
運用末期に取り付けられた、さよならヘッドマーク。
2ヶ月後のさよなら運転の際も使用された。
(小田原線:町田付近にて)


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