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420系


写真
(本線:金谷駅にて)

 元、近畿日本鉄道(通称:近鉄)の6421系車両。1953年に近鉄名古屋線の特急車両として導入されたが、後に一般の車両に格下げ、車両中央部に扉が1つ新設され、片側3扉となった。この時新設されたドアは両開き、もともとあったドアは片開きと、見かけも面白い車両となっている。

 最終的に、近鉄養老線で活躍した後、現役を引退し、1995年に大井川鐵道に転入してきた。

 制御装置は抵抗制御で、今では数を大幅に減らした吊り掛け駆動車。冷房装置は、昔はついていたようだが、後に撤去されてしまったらしい。

 420系は、もともと2両1編成しか存在せず、かなり貴重な存在となっている。

 ちなみに、鉄道ファンの間では「421系」と呼ばれることが多いようだが、大井川鐵道の公式HPの表記が「420系」となっていることから、ここでは420系と表記している。



 本線(421)
 収録日:2004年11月14日
 収録区間:塩郷〜地名
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:モーター音が小さい。
    :低速走行。

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 元近鉄の車両、420系の走行音です。この日は観光客が多かったため、312系と連結した4両で運転されていました。

 音に関してですが、吊り掛け駆動ではあるのですが、モーター音はかなり小さめです。音は吊り掛けでも、走りは軽やか、と言ったところでしょうか…。また、下り勾配のせいなのか、あまりスピードを出しません。

 ちなみに、発車の時には、420系の警笛を聞くことができます。



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