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SL急行『かわね路』


写真
C12 164型蒸気機関車。
(本線:千頭にて)

 大井川鐵道の名物の1つが、SL急行「かわね路」号である。大井川本線では、1976年7月より、蒸気機関車を使用した列車の営業運転を開始し、以来現在に至るまで続いている。

 この列車の運行のために、大井川鐵道では6両の蒸気機関車を所有または管理している。

 「急行」列車なので、大井川本線全19駅のうち、金谷、新金谷、家山、下泉、駿河徳山、千頭にしか停車しない。しかし、やはり性能の差なのか、金谷〜千頭間(下り列車)の所要時間は1時間22分で、普通列車よりも10分程度遅い。しかし、その欠点を克服するだけの良さを持っているので、560円の急行料金を払って乗るだけの価値はある。

 尚、この列車は定期列車ではないため、運転日に注意が必要である。



 SL急行「かわね路」(オハ35 857)
 収録日:2004年11月14日
 収録区間:新金谷発車時
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:牽引は「C12 164」。

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 大井川鐵道の名物、SL急行「かわね路」号が発車した時の録音です。さすがは本物の蒸気機関車、警笛に貫禄があります。発車する時に警笛を鳴らすのですが、乗客からは、思わず「おぉっ!」の声。蒸気機関車の良さは変わりません。

 この日牽引に当たっていた機関車は「C12 164」で、収録車両の「オハ35 857」は、この日機関車のすぐ後に連結されていました。もっと機関車の音が聞こえるかと思いましたが、警笛以外の音はほとんど聞こえてきません。


 車掌さん、熱唱っ!!
 収録日:2004年11月14日
 収録区間:新金谷〜家山間
 収録機材:SONY MD レコーダ

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 新金谷を発車してしばらくした時、突然車掌さんが、ご当地縁の歌を熱唱!同行した私の先輩は思わず笑っていました。

 でも、これがまた上手なんです!昔ながらの客車に揺られ、車掌さんの熱唱を聴きながら、流れる景色を眺める…思わず車内販売のビールを頼みそうになってしまいました(笑)。

 ちなみに曲名は、「SL音頭」と言うそうです。



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