鉄バカ日誌>NAVIEW Sound>日本の私鉄車両>関東地方の私鉄車両>東武鉄道>8000系列
8000系
![]() 手前がオリジナル車、奥が先頭更新車。 (野田線:柏にて) ![]() 先頭更新車の並び。(野田線:柏にて) |
1963年に登場した通勤車両。合計712両製造され、1つの形式としては、JRを除く全国の私鉄の中で最も車両数が多く、東武の「JR103系」的存在と言えよう。 東武鉄道の通勤電車では初めて抵抗バーニア制御(滑らかな加速を得ることができる)を採用した車両で、新性能電車の基盤とも言える。駆動方式も吊り掛け駆動ではなく、カルダン方式が採用された。回生ブレーキは装備されていない。登場当初は非冷房だったが、現在は全車冷房化がなされている。 およそ20年に渡って製造されたことから、製造時期により微妙に設計変更がなされており、そのバリエーションは豊富である。また、1986年から開始された車体更新工事により、車内が一新された他、前面を6050系に似た形に変更した車両も見受けられるようになった。 登場以来1両の廃車も出さずに活躍してきた8000系は、2003年、全車両健在のまま、就役40周年を迎えた。しかし2004年に、「老朽化」ではなく「余剰」が理由であるものの、2両が廃車となり、8000系初の廃車となっている。 8000系は、新型車両に比べて性能は若干劣るものの、現在も本線・東上線・野田線などで、幅広く活躍している。 一部の車両は、編成を組み替えてワンマン改造を施し、ローカル仕様の800系・850系として、館林地区に投入される予定。 |
|
|
野田線(モハ8804) 収録日:2003年10月14日 収録区間:初石〜豊四季 収録機材:SONY MD レコーダ 備考:特になし。 ダウンロード再生(406KB) ストリーム再生 |
登場から1両の廃車も出さずに、2003年で就役40周年を迎えた8000系の録音です。しかし、2004年にとうとう廃車が発生してしまいました。まぁ、ただ単に「余っただけ」みたいですけど。 音に関しては、ごく普通と言えるかもしれません。回生ブレーキが装備されていないようで、減速時は音が聞こえません。 また、何故かドアの開閉音が、開く時と閉まる時で微妙に違います。 |