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9000系・9050系

写真
東京メトロ有楽町線直通車両、9000系。
(東京メトロ有楽町線:新木場にて)

 9000系は、1981年に登場した通勤型車両で、東上線と営団地下鉄(現:東京メトロ)有楽町線との直通運転用に開発された。

 当時、東武では20年ぶりの新車となり、車体もステンレス製に、制御装置も主回路チョッパ制御を採用したほか、全電気指令式電磁直通ブレーキ、自動方向幕や側面方向幕、三角型のつり革など、初めての試みが至るところでなされている。

 1987年には量産車が製造され、床下装置や(制御方式は試作車と同じ)、パンタグラフの数、車内の装飾、側面方向幕の位置などが変更された。同年、試作編成も、量産車に準ずる車両にするための改造を施している。

 1991年に登場した第8編成は、車体が10030系に準じたものとなり、見た目に変化が見られる。

 1994年には、制御装置をVVVFインバータ制御に変更した、9050系が2編成登場する。行き先表示が電光掲示に変更されたほか、自動放送を設置、ドアの高さを少々高くし、現在は撤去されてしまったが、ドアの上には液晶モニターが設置された。また、冷房装置も変更されている。

 現在、9000系8編成と9050系2編成が活躍中で、東武東上線・東京メトロ有楽町線直通用車両として、活躍を続けている。



 東京メトロ有楽町線(モハ9503)
 収録日:2004年12月17日
 収録区間:辰巳〜新木場
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:9000系(主回路チョッパ制御)。
    :あまりスピードを出さない。
 
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 東武東上線と東京メトロ有楽町線の直通車両として活躍している9000系の録音です。有楽町線内に直通してきた時に収録したものです。

 音に関してですが、最初チョッパ制御でよく聞かれるような非同期音が聞こえ、高速域ではJR201系や203系、205系のような甲高い音を立てます。

 但し、収録した区間では、あまりスピードを出すことなく惰行に入ってしまい、すぐに終点の新木場に到着してしまいます。今度東武東上線内で収録すれば、もっといいものが録れると思います。




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