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<仙台市交通局(1000系)>


仙台で唯一の地下鉄、仙台市営地下鉄こと「仙台市交通局」の録音です。
現在は南北線(富沢〜泉中央間)だけですが、
現在「東西線」という路線の建設が計画されています。


仙台市営地下鉄南北線の1000系
(o-tkさん提供)


 1987年7月に開業した、仙台市営地下鉄南北線に投入された車両。4両編成を組んでいる。

 仙台市営地下鉄南北線は、ファジー制御(※)を用いたATO(自動列車運転装置)を採用しており、乗り心地が非常によい。「吊革につかまらなくても大丈夫」という意見も聞かれる。全線でワンマン運転が行われている。そのため、ホームは全て「島式」と呼ばれる、上下線が同じホームに発着する構造になっており、乗務員がドアの開閉状況などを見やすいように、運転台が他の鉄道車両とは逆の、進行方向右側に設置されているのも、特徴の1つである。

 ファジー制御を使用したことが画期的だったためか、鉄道友の会より「ローレル賞」を受賞した。

 制御装置は電機子チョッパ制御を採用している。

 現在も、南北線は全列車がこの1000系で運転されており、開業当時から現在に至るまで、1000系はまだまだ健在である。



※【ファジー制御】

 工学的なことは正直よくわからないが、人間の言葉で言う「やや大きい」などといった曖昧な動作を、自動で行うことができるのを「ファジー制御」と言うらしい。つまりは、電車のブレーキ扱いにおける微妙な強弱が、機械で表現(?)できるために、乗り心地が良くなる、ということである。
 


 南北線(1314)
 収録日:2003年10月11日
 収録区間:河原町〜愛宕橋
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:Real Audio
 備考:o-tkさん提供。

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 仙台市内では、唯一の地下鉄である、仙台市営地下鉄南北線1000系の録音です。小学校の時に1度乗ったことがあるのですが、その頃はまだ録音は始めていなかった(既に音には興味がありましたが…)ので、いつかは録音しようと思っていました。すると、毎度私がお世話になっている先輩o-tkさんが仙台へ旅行へ行くというので、MDの機械を渡し、走行音の収録をお願いしました。いつもいつもお世話になりっぱなしで…o-tkさん、本当にありがとうございます。

 さて、サウンドですが、チョッパ制御を採用しているため、出だしに「ウィーン」という低い音が聞こえてきます。あとは、そんなに特徴があるようには思えません・・・尚、あまりスピードは出しません。




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