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播但線(網干総合車両所)




「スーパー103系」とも呼ばれる播但線103系。
JR東日本の八高・川越線の3500番台とは異なる。
(播但線:鶴居にて)
走行区間:姫路〜寺前
在籍している種類:0番台
            :3500番台(西)

 1998年3月に、播但線の姫路〜寺前間の電化が完了した。そこに投入されたのが、103系3500番台である。103系の3500番台は、JR東日本の八高線・川越線にも存在するが、それとは仕様が全く違う。

 塗色はワインレッドで、見た目はJR西日本線内でよく見かける、N40延命工事施工車で、ワンマン運転に対応している。

 編成は、クモハ103+クモハ102の2両編成で、多客時には併結して4両編成で運転したりしている。クモハ103は、元々クモハ103−2500番台を改造したもので、クモハ102は、モハ102−0番台・2000番台に運転台を取り付ける改造を施したものだ。

 車内も外装もだいぶ新しくなっており、運転台も、外見は新車並みのものだ。ここまで手を加えられたためか、「スーパー103系」とも呼ばれる。しかし、乗り心地や性能等は、今までの103系のままである。

 現在も、播但線電化区間の主力車両として活躍しており、当分置き換えられることもなさそうだ。また、2006年頃からは元阪和線の0番台編成が1編成転属してきており、青色のまま営業運転に入っている。



 播但線 高音車
 収録日:2005年8月8日
 収録車両:クモハ103−3507
 収録区間:鶴居〜甘地
 備考:冷房作動。
    :車両の揺れる音が大きい。

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 103系の中でも、最も手の込んだリニューアル工事を施されたと思われる、ワインレッドの播但線用103系の録音です。

 音に関しては、さすがは2M0T(付随車無し)だけあって、加速がかなり強いです。なんだか、JR東日本の南武支線で生き残っていた101系の加速を思い出させます。
 また、スピードは結構出します。しかしその分、ガックンガックン列車が揺れる音も結構大きいです…。

 夏場の録音なので、冷房が作動してしまっていますが、走行音にはあまり影響ないように思えます。いかがでしょうか?尚、加速が強いせいか、出だしの音はよく聞こえません。



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