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209系試作車(旧901系) 【JR東日本次世代車両の元祖】
写真
元901系A編成の209系900番台。
(京浜東北線:新子安にて)
登場 平成4年(1992年)
分類 20m級/直流/通勤型電車
制御方式 VVVFインバータ制御
駆動方式 TD継手平行カルダン駆動方式
主電動機(出力) 900番台=MT66型(95kW)
910番台=MT67型(95kW)
920番台=MT68型(95kW)
※MT66型は、現在は消滅。
歯数比 7.07
最高速度 110km/h
初投入 京浜東北・根岸線
現在の使用路線 京浜東北・根岸線
特記事項 かつては901系を名乗っていた。
(量産化改造の際、209系へ改称)
3編成全ての仕様が異なる。
910番台は運用を離脱。


 根岸線(モハ209−901:8号車)
 収録日:1999年2月28日
 収録区間:磯子〜根岸
 収録機材:aiwaカセットレコーダ
 備考:旧901系A編成。
    :MT66型主電動機。
    :現在は、量産車と同じMT68型。

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 旧901系A編成である、900番台の録音です。

 音に関してですが、独特なサウンドで、自分が知っている中では、この音は他にはありません。GTOインバータを採用しているそうですが、音はIGBTインバータに聞こえます。
 根岸に到着した際、910番台が入線する音が聞こえます。ちょうどこの日、私は900番台と910番台を収録しに出かけたため、この後迷わず910番台に乗り換え、これの2つ下にある録音を収録できました。あんなに運が良いことは滅多にないはずです。

 現在900番台は、デジタルATC設置に伴い、現在は量産車・920番台と同じ音になってしまいました。


 近日公開予定
 根岸線(モハ209−902:4号車)
 収録日:2006年11月13日
 収録区間:山手〜石川町
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:旧901系A編成。
    :MT68型主電動機に換装後。

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 デジタルATC設置に伴って、床下機器を量産車と同様のものに交換した後の録音です。主電動機も量産車と同じMT68型になり、かつてのような独特の走行音は聞かれなくなりました。

 ちなみに、「ドアチャイムがない+MT68型主電動機」という組み合わせは920番台(旧901系C編成)も同じですが、コンプレッサーが異なるため(900番台は量産車と同じスクリュー式、920番台は普通のもの)、音だけでも920番台と区別することができます。


 根岸線(モハ209−911:8号車)
 収録日:1999年2月28日
 収録区間:磯子〜新杉田
 収録機材:aiwaカセットレコーダ
 備考:旧901系B編成。
    :MT67型主電動機。
    :デジタルATC化対応前の音。
    :現在は運用を離脱。

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 旧901系B編成である、910番台の録音です。910番台は、全ての車両の側窓が2分割になっているので、見分けはつきやすいです。

 サウンドの方は、900番台や920番台のような柔らかい音ではなく、かなりうるさい音です。現在、特急「びゅーさざなみ」「ビューわかしお」で使用されている255系の基になったように感じます。

 現在910番台は、デジタルATC設置の際に若干音が変わってしまいましたが、量産車と同じ音にはならず、異質な編成になっています。


 根岸線(モハ209−911:8号車)
 収録日:2005年5月13日
 収録区間:磯子〜新杉田
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:旧901系B編成。
    :MT67型主電動機。
    :デジタルATC化対応後の音。
    :現在は運用を離脱。

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 こちらは、同じく910番台の録音ですが、今現在聞こえる音です。上の昔の音と比べて、相変わらず音は大きいですが、前より変調が滑らかになりました。

 尚、この910番台ですが、2006年12月に東大宮操車場に疎開回送されて以来運用に入っておらず、このまま引退となるようです。そのため、現在実際の営業運転でこの音を聞く事はできなくなりました。

 近日公開予定
 京浜東北線(モハ208−922:2号車)
 収録日:2006年11月8日
 収録区間:蒲田〜大森
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:旧901系C編成。

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 登場から14年にして、ようやく収録できた920番台の録音です。量産車と音が同じなので、あまり注目していませんでしたが、細かく聞いてみると、920番台特有の音も聞かれます。(特有の音というか、音の組み合わせが特有?)

 音に関してですが、モーター音は量産車と同じものです。音に於ける量産車との違いは、ドアチャイムがないこと、コンプレッサー(空気圧縮機)が量産車のようなスクリュー式ではないといったところです。これで、量産車と同じ音になった900番台との区別も付きますね。


写真
元901系B編成であった、209系910番台。
全車両、側窓が2分割のタイプとなっている。
(京浜東北線:御徒町にて) 
※現在は運用を離脱。
写真
元901系C編成の209系920番台。
一部の車両のみ、側窓が2分割になっている。
(京浜東北線:御徒町にて)
写真
登場して間もない頃の209系920番台。
当時は901系C編成。(根岸線:横浜にて)

写真
920番台には、側窓が異なる車両が混ざっている。
(京浜東北線:御徒町にて)



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