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373系


(東海道本線:静岡駅にて)

 1995年に登場した特急型車両で、老朽化した急行型165系の置き換えを目的として投入された。JR東海車両の基本コンセプトとしている「優しさ」「爽やかさ」を重視し、利用者が長く親しめる車両を目指して製造された。

 車内は、転換クロスシートとなっているが、一部車端部に4人用のセミコンパートメント座席を設置、グループ客への配慮も見られる。客室とデッキはほとんど一体化しており、仕切りの扉がない。
 車体側面の乗降用扉は、両開き式になっている。

 制御装置は、VVVFインバータ制御を採用している。編成は、1M2Tの3両単位で組まれている。

 主に特急列車に使用され、東海道本線の東京〜静岡を結ぶ特急「ワイドビュー東海」、飯田線の豊橋〜飯田間を結ぶ特急「ワイドビュー伊那路」、東海道本線の静岡と身延線の甲府を結ぶ特急「ワイドビューふじかわ」に使用されている。また、東京〜大垣を結ぶ夜行快速「ムーンライトながら」にも使用され、他にも371系の代走として「ホームライナー」にも使用されている。



 東海道本線(クモハ373−3:9号車)
 収録日:2004年11月14日
 収録区間:富士〜富士川
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:普通列車で収録。
    :回生ブレーキで減速。

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 JR東海線内で幅広く活躍している特急車、373系の録音です。この録音は、東京行きの夜行快速「ムーンライトながら」が、翌朝東京から折り返す際に担当している、普通電車(321M)で収録したものです。

 音に関してですが、JR東海の特急車(VVVFインバータ制御を使用)の標準的な音を出します。結構、音は大きめです。この録音は、座席に座って収録したものなので、まだ静かですが、デッキで聞くと、モーター音はもう少しウルサイです。
 また、この時は、減速する時に回生ブレーキ(減速の際余った電気を架線に戻し、他の電車に使わせるブレーキ)を使用して減速しています。VVVFインバータ制御独特の変調が聞こえます。


 東海道本線(クモハ373−3:9号車)
 収録日:2004年11月14日
 収録区間:富士川〜新蒲原
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:普通列車で収録。
    :発電ブレーキで減速。

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 上の録音の続きで、今度は回生ブレーキを使用せず、発電ブレーキを使用して減速した時のものです。減速音は聞こえるのですが、VVVFインバータ制御に聞かれる独特の変調があまり聞こえず、単純に音が下がっていきます。

 この日、私が収録した区間(二宮〜静岡間)は、ほとんどの区間で、この発電ブレーキを使用して減速していました。回生ブレーキの方が効率良いのに、敢えて発電ブレーキを使用するのは何故??今でも疑問です。



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