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30000系

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東武・東京メトロ・東急を行き来する30000系。
現在は50050系の登場で、一部が地上線に転属。
(東急田園都市線:つくし野〜長津田間にて)

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東武・東京メトロ・東急の直通運転初日の30000系。
前面に直通運転開始記念のステッカーが貼られた。
(東急田園都市線:つくし野〜長津田間にて)

 1997年3月に、営団(現:東京メトロ)半蔵門線との直通運転に備えて登場した車両で、6両編成と4両編成が存在し、10両固定編成は存在しない。

 制御装置は、今や標準となったVVVFインバータ制御を採用。また、半蔵門線との直通運転を考慮し、東武鉄道では初めてワンハンドルマスコン(ハンドルを手前に引くと加速し、奥に倒すと減速する)を採用した。

 この他、車内放送が自動放送となり、ドアの上に電光掲示板を設け、ドアチャイムも装備された。

 登場した当初は、伊勢崎線・日光線・宇都宮線等で活躍していたが、2003年3月19日に東急田園都市線・営団地下鉄(現:東京メトロ)半蔵門線・東武伊勢崎線の3社線での直通運転が開始され、現在はこれらの直通運転用車両として活躍している。

 しかし、2006年2月より、東武の新型車両50050系が投入されるのに伴い、2005年7月に1編成が地上専用に改造されたのを筆頭に、2006年8月16日現在、6両・4両それぞれ5編成ずつが東武・東京メトロ・東急の直通運用を離脱している。しかし、50050系は増備されても、30000系が全て地上へ移る可能性は低いようだ。



 東急田園都市線(32603:9号車)
 収録日:2003年4月6日
 収録区間:宮前平〜宮崎台
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:コンプレッサー音が入っている。
    :東急田園都市線直通運転時収録。

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 営団半蔵門線・東急田園都市線との直通運転に活躍する30000系の録音です。

 全体的に音は静かで、聞いていてあまり不快な音ではありません。全電気ブレーキを採用しているため、停車寸前まで音が聞こえます。東急5000系と同様、停車寸前に「プン」という音がするのが、自分としては印象的です。(逆三相モードと言うようです。)



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