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05系

写真
第1編成〜第24編成の先頭形状。
(東西線:原木中山にて)

写真
第25編成以降の先頭形状。
(JR中央緩行線:西荻窪にて)


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ドア幅を広くした、いわゆる「ワイドドア」編成。
(東西線:原木中山にて)

 1988年に、在来車の5000系の置き換え用として登場した車両。当初製造が間に合わず、急遽半蔵門線の8000系3編成が応援に入った次期もあったが、現在は東西線の9割以上を占めるほどに増えた。

 デザインは、南砂町〜西船橋の地上区間を快速として走るのにふさわしいよう、スピード感を感じさせるものになっている。

 当初は左上の写真のようなデザインで登場した。前面がこのタイプの編成には、普通の車両の他、ドア幅が1.8mのワイドドア車両も4編成存在する。この他、5000系アルミ車両をリサイクルして製造されたリサイクルカー(第24編成)が存在し、車体にアルミリサイクルカーを表す「AL」のマークがある。

 運転台は、JRとの直通運転を考慮し、ブレーキとマスコンが別々のツーハンドル式を採用している。制御装置は、第1〜13・15〜18編成はチョッパ制御、14編成はVVVFインバータ制御(GTO)、第19〜24編成はVVVFインバータ制御(IGBT)を使用している。

 第25編成以降は、前面の形状が左下の写真のものに変更され、前面にスカートが取り付けられた。このグループから、運転台が左手操作のワンハンドルマスコン式に変更され、制御装置もVVVFインバータ制御(IPM)に変更された。

 また、05系全ての編成に、日比谷線の03系と同様、TIS(車両制御情報管理装置)が導入されている。

 05系は、現在も増備が続けられており、2006年12月に、旧型5000系を完全に置き換える見込み。



 東西線(05−217:2号車)
 収録日:2003年2月2日
 収録区間:浦安〜南行徳
 収録機材:SONY MD レコーダ
 制御装置:チョッパ制御
 備考:ワイドドア編成。

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 東西線の主力車両となっている05系の録音です。こちらの車両はチョッパ制御の車両です。

 音は、日比谷線を走る03系のチョッパ制御車と同じ音です。最初に聞こえる非同期音が、だんだんスピードが上がってくると音が変わり(キーが下がり)ます。そして、惰行に入ると、一瞬非同期音の音に戻るのが聞こえるかと思います(わかりにくいですね・・・)。

 ちなみに収録車両は、ドアの幅が1.8mあるワイドドア編成です。


 東西線(05−932:9号車)
 収録日:2003年2月2日
 収録区間:南砂町〜西葛西
 収録機材:SONY MD レコーダ
 制御装置:VVVFインバータ制御(日立製)
 備考:特になし。

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 こちらはVVVFインバータ制御ですが、中でも2番目に新しい種類のものです。日立製のVVVFインバータ制御によく見られる傾向ですが、半ば超音波に近いような(?)非同期音が聞こえます。ただ、営団05系の場合、非同期音がなんとなく汚く聞こえてくるような気がします。



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