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300形

写真
現存する車両では最古参の300形。
前面が他車に比べて縦長になっている303編成。
(藤沢にて)

 1956年(昭和31年)に初めて登場した車両で、2両6編成が投入された。車体を新製した編成や、旧型車を連接車化した編成など、全ての編成が違う生い立ちで誕生している。そのため、各編成を見比べてみると、微妙に顔の形が違っており、見ていて飽きない。

 非冷房・吊り掛け駆動方式で登場した300形だが、1990年代に一部の編成を除いて、冷房化・カルダン駆動化が行われ、足回りが1500形2000形などの新型車両と同じものとなった。

 1991年(平成3年)に306編成と301編成が、1997年(平成9年)に302編成が、2005年(平成17年)に304編成が引退し、現在は303編成と305編成の2編成のみが残る。そろそろ老朽化も目立ってきていることもあり、今後の動向が注目される。



 江ノ島電鉄線(303)
 収録日:2005年5月30日
 収録区間:鵠沼〜柳小路
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:カルダン駆動。
    :自動放送。

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 江ノ島電鉄では最古参となった、300形の録音です。今回は、303編成の運転席真後ろで収録しています。

 音に関してですが、1991年(平成3年)の近代化改造の際にカルダン駆動化されており、1500形2000形と同じ音を立てます。スピードはだいたい40km/hぐらいで、これは江ノ電としては標準と言えます。

 またこの時は、何故か車内放送が自動でした。


 NEW!!
 江ノ島電鉄線 高速走行(355)
 収録日:2005年4月21日
 収録区間:鎌倉高校前〜七里ヶ浜
 収録機材:SONY MD レコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:カルダン駆動。
    :肉声放送。

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 こちらは、300形の高速走行の録音です。と言っても、上の録音より少し速いぐらいなのですが…。

 こちらは、車内放送が肉声です。途中、峰が原信号所で対向列車との行き違いをしています。

写真
前面の窓が大きい305編成は、現在も活躍中。
(由比ヶ浜にて)
写真
2005年9月で引退した304編成。
末期直前は茶色(チョコ電色)になっていた。
(極楽寺〜長谷)



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