鉄バカ日誌NAVIEW Sound -Light-JRの車両旧国鉄型車両>415系

415系 【50Hz/60Hzの双方に対応】
写真
手前が鋼鉄車、奥がステンレスの1500番台。
(鹿児島本線:門司港にて)
登場 昭和46年(1971年)
分類 20m級/交直流/近郊型電車
制御方式 抵抗制御
駆動方式 中空軸平行カルダン
−撓み板継手方式
主電動機(出力) MT54型(120kW)
歯数比 4.82
最高速度 100km/h
初投入 調査中
現在の使用路線 常磐線(友部以北)・水戸線
七尾線・北陸本線
鹿児島本線・日豊本線
長崎本線・佐世保線
特記事項 1500番台はステンレス車体。
50Hz/60Hz両用の変圧器を搭載。
常磐線上野口からは引退。


 山陽本線(モハ414−124)
 収録日:2003年2月20日
 収録区間:宇部〜小野田
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ドアエンジンが旧式。

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 山口に旅行したときに収録したものです。

 415系は、モーターは113系115系と音が同じなので、実を言うと、最初は収録する気は全くありませんでした。しかし、走り出してみると、何やら細かい音まで鮮明に聞こえてくるので、あわててレコーダーの準備をしました。このページに掲載されている、113系や115系のサウンドに比べ、音が鮮明に聞こえるかと思います。

 ただ、収録した区間は直流区間なので、交流区間で聞こえるコンバーターの音などは聞けません。これじゃあ、音だけで113系とは区別ができないですね…。

 ちなみに、この車両はJR九州所有の415系ですが、ドアの開閉音が、開く時に空気が抜けて閉まる時には無音の、オリジナルタイプになっています。JR東日本の415系はその逆で、開く時には無音、閉まる時に空気が抜けるタイプになっています。聞いた話だと、JR東日本がドアエンジンを変えた理由として、オリジナルタイプだと留置している間にドアが開いてしまうことがあったからとか。じゃあ、JR九州は大丈夫なのでしょうか??


 常磐線 交流区間(モハ414−115)
 収録日:2007年3月17日
 収録区間:ひたち野うしく〜牛久
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ドアエンジン更新車(ドア上部設置)。

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 こちらは、JR東日本の常磐線を走行していた白い415系(鋼鉄車)の録音です。常磐線の白い415系は、2007年3月17日を以て一般営業運転を終了し、その後臨時のさよなら列車を以て、営業運転から完全に姿を消しました。

 音に関してですが、こちらはドアエンジンが更新された車両で、上のドアエンジン未更新車と比べると、ドアの開閉音が逆になっていることがおわかり頂けると思います。(開扉=無音・閉扉=空気が抜ける)

 一応交流区間で収録したものなのですが、あまりコンバーターの音が聞こえません…。


 常磐線 直流区間(モハ414−115)
 収録日:2007年3月17日
 収録区間:柏〜松戸
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ドアエンジン更新車(ドア上部設置)。

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 先ほどの録音と同じ列車・同じ車両ですが、こちらは直流区間での収録です。その中でも、私が個人的に最も思い入れのある、柏〜松戸間の録音を掲載します。所要時間が長いためにファイルの容量が大きいですが、ご容赦願います。


 常磐線 交直切替区間
 (モハ414−115)

 収録日:2007年3月17日
 収録区間:藤代〜取手
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ドアエンジン更新車(ドア上部設置)。
    :子どもの声が目立つ。

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 上2つと同じ列車・同じ車両での録音ですが、こちらは藤代〜取手間の交直切替区間(デッドセクション)を収録したものです。屋根上からバスンッ!という音がして(1分15秒付近)、一旦車内の照明がほとんど消えます(1分38秒付近)。そして再び復帰し、再加速して取手へ向かいます。

 当日、私が座っていたボックスシートに親子連れ(祖母+孫?)が座ってしまい、一番小さい子がなかなか黙ってくれず、デッドセクションでも見事に喋ってくれちゃいました…。しかし、藤代から取手へ向かう列車のデッドセクション通過はこの録音しかないため、諦めて掲載します。子どもの声を極度に嫌う方は、お聞きにならない方がいいかもしれません。まぁでも、車内の照明が消えた時に「あっ!」と言ってくれて、良い目印になっていたりもします(笑)。


 常磐線 ドアエンジン更新車2
 (モハ414−519)

 収録日:2007年3月17日
 収録区間:ひたち野うしく〜荒川沖
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ドアエンジン更新車(座席下設置)。

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 こちらも、JR東日本に所属していた白い415系ですが、こちらの車両はドアエンジンがさらに新しい物になっています。上3つのドアエンジン更新車は、ドアエンジンが扉の上部に設置されていましたが、こちらの車両は、ドアエンジンが座席下に格納された車両で、ステンレスの1500番台に近い物になっています。

 ちなみに交流区間での収録ですが、こちらはコンバーターの「ブ〜ン…」という音が比較的良く聞こえます。


 常磐線 1500番台直流区間
 (モハ414−1503)

 収録日:2007年3月17日
 収録区間:三河島〜南千住
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ステンレス製1500番台。

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 こちらは、JR東日本に所属している、ステンレス車1500番台の録音です。こちらは、鋼鉄車が引退した後も、常磐線(友部以北)と水戸線で活躍しています。

 姿形が211系に似ているので、車内放送のスピーカーも違う物になっていると思っていましたが、車内スピーカーは鋼鉄車と全く同じ形でした。なので、あまり鋼鉄車との区別はつきません。せいぜい、ブレーキの解除音やドアの開閉音が微妙に違うことや、台車が空気バネであるために時々空気が抜ける音が聞こえるぐらいです。


 常磐線 1500番台交直切替区間
 (モハ414−1503)

 収録日:2007年3月17日
 収録区間:取手〜藤代
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:ステンレス製1500番台。

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 上と同じ列車・同じ車両の録音ですが、こちらは取手〜藤代間の交直切替区間の録音です。屋根上からバスンッ!(3分33秒付近)という音がして、照明が消えて…という手順(?)は一緒ですが、デッドセクションが藤代駅の近くにあるため、照明が復帰しても再加速しないため、どこまでがデッドセクションなのかがわかりにくいです。

 先ほどの録音よりも、乗降時に空気バネの音がよく聞こえるかと思います。



常磐線で活躍した15両編成。415系では最長。
(常磐緩行線:馬橋にて)
※クリックすると、拡大写真が見られます。
写真
JR東日本の1500番台は、帯色がやや暗め。
現在も常磐線・水戸線で運行中。
(常磐緩行線:馬橋にて)
写真
常磐線上野口最終日の2007年3月17日、
鋼鉄車にさよならヘッドマークが装着された。
(常磐線:土浦にて)
写真
415系さよならヘッドマークのアップ。
イラストは、旧塗装(赤電色)になっている。
(常磐線:土浦にて)


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