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9000系


6000系置き換え用に投入されている9000系
(京王線:八幡山にて)


 2001年に営業運転を開始した京王帝都電鉄最新鋭の車両で、老朽化が進む6000系の置き換え用として登場した。

 車体は軽量ステンレス製。制御装置はVVVFインバータ制御(IGBT)を使用するなど、省エネ・メンテナンスフリーに大きく貢献している。他系列とも併結運転が可能になっており、実際に6000系+9000系という、置き換える側と置き換えられる側が組み合わさって運転されていたりする。

 前面デザインは、京王の名車とも言われた5000系を意識したものになった。

 9000系はバリアフリーにも力を注いでおり、車端部(4人掛け)の座席の部分だけ、網棚・つり革・腰掛け高さを若干低くしている。また、ドアの上に電光掲示が設けられ、ドアチャイムも設置されている。また、座席の定員掛けを促すため、座席はバケット(1人が座るところがへこんでいる)式とし、7人掛けの座席では、3人と4人の区別をするため、握り棒で仕切っている。座席の幅も若干広くなっている。

 この他、雪でパンタグラフが上がらなくなることのないよう、パンタグラフは「く」の字型のシングルアーム式を採用している。

 現在は8両8編成(合計64両)が在籍している。6000系の置き換えを目的として投入されたものの、都営地下鉄新宿線への直通運転はまだ行っておらず、地上線のみで運転される。特急や準特急から各駅停車まで、幅広く活躍している。

 制御装置:VVVFインバータ制御(IGBT)
 駆動方式:WNカルダン式
 主電動機:現在調査中



 京王線(9103:3号車)
 収録日:2002年4月7日
 収録区間:明大前〜下高井戸
 収録機材:aiwaカセットレコーダ
 ファイルの種類:RealAudio
 備考:特になし。

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 京王帝都電鉄最新鋭の9000系の録音です。VVVFインバータ制御(IGBT)を使用しており、音はかなり静かです。

 また、ドアが開く時と閉まる時では、ドアチャイムの音が微妙に違っています。

 この録音は登場時に録音したものですが、現在は、停車寸前に東急5000系東武30000系のような「プン」という音が入ります。




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