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10000系


JRのE231系にかなり似ている10000系
(二俣川にて)


 老朽化してきた2100系及び新6000系の代替車両として、2002年2月14日より運転を開始した、相模鉄道の最新鋭車両。相模鉄道にとっては、およそ9年ぶりの新型車両となった。

 もともとJR東日本のE231系をベースに製造され、E231系との共通点が非常に多い。制御装置(E231系と同じVVVFインバータ制御装置)、側面の形状、下部を絞った車体構造、運転台の構造、車内の構造、ドア開閉時に聞こえるドアチャイムに至るまで、E231系と同じである。
 また、相鉄車両にとっては初めてのことだが、列車情報管理装置(TIMS:Train Information Management System)が、E231系と同様に設置され、車庫点検機能の自動化、車両内配線の大幅削減、機器の集約化等により、メンテナンスの手間を大きく軽減している。

 E231系との違いと言えば、前面形状、車体の帯の色、車体幅(E231系より20mm狭い)、保安装置、連結器ぐらいなもので、「JRから譲渡されたE231系」と言っても、過言ではないかもしれない。

 現在、10両編成2編成と、8両編成2編成が活躍している。



 いずみ野線(10201:2号車)
 収録日:2003年5月15日
 収録区間:弥生台〜いずみ野
 収録機材:SONY MD レコーダ
 備考:冷房の音がやや入っている。

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 上の解説の所にも書いた通り、10000系は、
JR東日本のE231系と同じ制御装置を使用しているため、音だけ聞くと、E231系が相鉄線を走っている、という印象を受けます。ドアチャイムまでが一緒なので、相鉄のオリジナルという感じはしないのですが、最近は部品の共通化も各社で行われているようですし、仕方ないと思います。

 冷房の音が若干入っていますが、そんなに気にするほどの音量ではないと思ったので載せました。これが真夏になるとキツイのかもしれませんが。



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