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さようなら 7200系 【ダイアモンドカット】
写真
(目蒲線:田園調布〜奥沢間にて)

登場 昭和42年(1967年)
分類 18m級/直流型電車
制御方式 抵抗制御(電動カム多段式)
駆動方式 中空軸平行カルダン
主電動機(出力) TDK−841A1型(110kW)
HS−833Irb型(110kW)
歯数比 5.73
最高速度 調査中
初投入 田園都市線
全車運用離脱 2000年(平成12年)8月4日
最終配置路線 目蒲線(現在の目黒線・多摩川線)
特記事項 基本仕様は7000系とほぼ同様。
『ダイアモンドカット』と呼ばれた。
田園都市・大井町・目蒲線も走行。
さよなら運転は田園都市線にて。
一部が「豊橋鉄道」に譲渡。
一部が「上田交通」に譲渡。
一部が「十和田観光電鉄」に譲渡。
一部が7600系に改造。
一部が事業用車に改造。


 目蒲線(7255)
 収録日:2000年7月20日
 収録区間:武蔵新田〜矢口渡
 収録機材:SONY MDレコーダ
 備考:抵抗制御。(東洋電機製)
    :出だしが聞こえづらい。
    :TDK-841A1形主電動機

 ダウンロード再生(208KB)
 ストリーム再生


 現在は、目黒線と東急多摩川線に分断されてしまった、当時の目蒲線(蒲田〜目黒間)を走る7200系の録音です。備考の欄に「出だしが聞こえづらい」と書いてありますが、これは東洋電機製の制御装置を積んでいることが原因のようです。東洋電機製の抵抗制御は、このように出だしが聞こえにくいのが特徴です。音は、7000系と同じと言っていいかもしれません。

 7200系が営業運転を終了するまで1ヶ月を切った頃の録音ですが、真夏だったため、冷房装置の音が入ってしまっていますが、音はそこそこ聞こえると思います。


 目蒲線鵜の木ドアカット(7205)
 収録日:2000年7月20日
 収録区間:鵜の木到着〜鵜の木発車
 収録機材:SONY MDレコーダ
 備考:抵抗制御。(日立製)
    :HS-830Irb形主電動機

 ダウンロード再生(208KB)
 ストリーム再生


 こちらも同じく目蒲線の録音ですが、鵜の木駅で行われていたドアカットの様子を収録しました。鵜の木駅は、ホームが3両分しかないため、目黒寄りの1両のドアは開きませんでした。7200系の場合、この目黒寄りの1両が電動車のため、ドアが開かない車両での収録ができました。運転台のすぐ後ろですので、停車寸前にドアカット実施を示していると思われる「ピンポーン、ピンポーン」という音が聞こえます。そして、後ろの車両のドアが開く音が微かに聞こえてきます。

 電車が鵜の木に向かっているところから再生されます。ちょっと変ですけど。

 ちなみに、こちらの車両は、日立製の抵抗制御機器を積んでおり、上の東洋電機製と比べて、出だしが良く聞こえます。こちらも、7000系と同じと言っていいかもしれません。



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